羊と鋼の森
こんばんは。
バイト終わりの投稿です。
先日、『羊と鋼の森』の文庫本が出ていたので、ようやく読みました。
これは、宮下奈都さんの作品で、本屋大賞受賞作です!
ずっと読みたかったのですが、単行本だったのでなかなか手が出せなかったんですよね。
6月には山崎賢人さん主演で映画化するそうですね。
いい話だったので、皆さんにおすすめしようと思い、この文章を書き進めています。
高校の体育館でピアノの調律を初めて見た主人公は、そこから調律師を目指すようになる。
どうすれば上手く調律ができるのか、どんな音を出せばピアノの持ち主に満足してもらえるのか。
時に喜ばれ、時にやり直しを要求され、日々苦戦しながらも丁寧な調律を心掛ける。
「森の匂いがした」という一文から始まる物語。
これを見ただけでも分かると思いますが、文章が本当に綺麗です。
音を景色や情景で表現する部分が多いのですが、そこから思い浮かべるものが美しくて心が洗われるようです。
正直、私はピアノを触ったことがありません。
もちろんピアノの中を見たこともありません。
なので想像できない部分もありますが、ピアノをやったことがある人ならもっと楽しめると思います。
映画で見るのも楽しいと思いますが、文章から想像できる情景が本当に美しいので、まずは本を読むことをおすすめします。
そのあとで映像を見て、もう一度情景を楽しむ、というのはいかがでしょうか?
映画化するのが楽しみです。